メガネをかけて走ると、汗ばんできたときにずり落ちてしまって大変ですよね。メガネが不安定になると、視界も安定せず非常に危険ですし、不快です。
また、特に夏場のランニングは紫外線を大量に浴びることになります。紫外線は目から入って疲労を蓄積させるため、いかに紫外線対策をするかが夏バテ対策にもなります。メガネをかける方は、どう対処すれば良いのでしょうか。
今回は、そんなメガネをかけて走りたい方のために、より快適に走れるようにするためのアイテムを提案します。
工夫一つで、快適さは段違いになりますよ!
ランニングを楽しくするメガネ関連アイテム3選
メガネバンド
メガネをかけている方がスポーツをする際に、最も一般的な選択肢の一つになるのがメガネバンドです。バスケや野球、サッカーなどの競技をする人の中にも、このメガネバンドを利用している人は結構多いです。
安価ですし、メガネに取り付けるのもかんたんなので、普段の生活時のメガネと同じものをランニング時にも導入できます。メガネバンドをつけていても、あまり目立たないので見た目を気にする必要もありません。
メガネをしながら快適にランニングを楽しむためには、最も手軽な選択肢と言えるでしょう。
コンタクト
コンタクトに変えてしまうことで、ランニング時におけるメガネ系の心配や悩みは解消されます。
視界が不良になったりする心配もありませんし、サングラスをかけられるようになるので紫外線対策もできるようになります。
しかし、コンタクトは割と高価なので、手軽な選択肢とは言いにくいです。
また、体質的にコンタクトを受け付けない方や、先端恐怖症でコンタクトを目に入れられない方も少なくないので、そうした場合は次に紹介するスポーツメガネがおすすめです。
スポーツメガネ
ランニングをする時だけ、普段かけているメガネではなくスポーツメガネをかけるというのはとても有効な方法です。近年では、ZoffやJINSなど大手メガネブランドもより快適なスポーツメガネの開発に注力しており、バリエーション豊かな中からお気に入りの1本を選ぶことができます。
ここでは、スポーツメガネがランナーにとってどのように便利なのかを紹介します。
丈夫な構造になっている
通常のメガネは結構もろい構造で、衝撃が加わるとレンズが割れたりツルが折れたりします。最悪メガネが壊れるだけなら良いですが、割れたレンズの破片が目にとって危険なので、スポーツ時に普通のメガネをすることは、実はこの観点から望ましくありません。
その点、スポーツメガネは衝撃を受けることを前提に設計されているので、転倒したりしても壊れる心配が少なく、目への安全も保たれます。
紫外線対策になる
紫外線は実は目からも吸収されることが知られており、肌には紫外線対策が万全でも、意外と目の対策は疎かになりがちです。
目から吸収された紫外線は、体内でメラニンを生成する原因となり、肌のシミなどを引き起こします。
スポーツメガネはUV対策を施してあるものが多く、目から紫外線を吸収するのを防いでくれます。
軽量で疲れにくい
通常のメガネは実は結構重いです。さらに、ランニングの着地時の衝撃が加わることで、余計に耳が痛くなりがちです。
スポーツメガネは軽量に設計されており、耳への負担がかなり少なくなっているので、耳が痛くなりにくいです。
顔にフィットする
スポーツメガネは通常のメガネと異なり、顔にフィットするような形になっています。そのため、雨やホコリなどから目を守ってくれます。
また、鼻と接触する部分にはシリコン製のグリップがあるので、通常のメガネと比べて圧倒的にずれにくいです。
スポーツメガネはご自分に合った度に調整する必要があるので、ネットではなく店頭で購入しましょう。
快適なランニングライフを…。
今回紹介したアイテムは、視力の悪い方がランニングを始める・続けるにあたってかなり助けになるものです。
不安定な視界のまま、不快感と共存するよりも、思い切って新しい選択肢を検討してみるともっとランニングを楽しめるようになるかもしれませんよ。